動物病院と歯科治療
「ペットに歯科?」と驚かれる方もいらっしゃるかも知れません。 豊平動物病院では初めから歯科治療・歯科予防にも力を入れてきました。 理由はただひとつ、「健康な歯と歯茎は、体を支える基本」だからです。 獣医学部の教育では「歯科」という科目はありませんが、近年、その重要性を知った獣医師たちが、研究や勉強を続けて「獣医歯科学」と呼べるものになってきました。
ペットの歯科治療の場合、人間の歯科治療と似ている部分もあり、かなり異なる部分もあります。 一例としては、ペットはほとんどの場合、歯科治療のために全身麻酔が必要になります。 そのため、人間のように「通院しながら一ヶ月かけて治療する」ということはできず、一回の治療で目的を達成することが求められます。 また、動物ごとに治療法や機材は、かなり異なっています。 いっぽう、永久歯の生え変わり時期に咬みあわせの異常が出やすいことや、歯周病への対応などは比較的似ている部分でしょう。
また、犬や猫、ウサギにそれぞれ特有の疾患を理解して、診断治療しなければならないのも、ペットの歯科の特徴です。 一例としては、猫の口内炎です。 猫は、歯石が原因となる口内炎のほか、猫AIDSや猫白血病などウィルス感染による口内炎が起きます。 この場合は歯だけではなく、全身の治療もおこなうことが必要になります。 また、ウサギの場合は、草食動物であるため特別な疾患があります(別のページに掲載)。



